「書く」ことは公共的な行為です
「書く」ことで「自分が体験したことの意味」や、
「先人達の経験の意味」が明らかになります
その場で言った言葉は、
時間ととともに流れていきますが、
書かれた言葉は定着し残るものです
だから、・・・・・
遠い遠い未来に言葉を残すのなら、・・・・
・価値を下げる文章は書かない
・誹謗中傷をしない
・価値を見出す行為を意識する
また、素敵な体験として伝えるのなら、・・・・
・「新たな気付き」があるか?
・意味がキチンと含まれているのか?
・その言葉で第三者にクリアに伝わるか?
一つ一つの言葉を意識してみたい
せっかく残すのなら、
考えて残したいですよね
では、良い文章を「書き」残すためには、
どんなことを考えれば良いのでしょうか?
◆「書く」際のコツ
文書構成を「転起承結」で考えると「書き」やすい
まずは「転」を思いつき、(「転」こそ、自分の言いたいこと)
「起承」は、思いついた「転」に無理にでもくっつけ、
最後に「結」でまとめる
創作メモを整理すると「書き」やすい
創作メモを参考に、頭の中に書くべきことを構築し、それに基づいて「書く」
アイデアを出しすまでは、主観をメインに働かせ、
その後の作業は客観をメインとして文章を構築していく
◆「書く」ための資料収集
書くことを意識して読むことで読み込む力がつく
「書く力」は読書量に比例する
「こなす読書」を目指す
本は初めから終わりまで全部読む必要は無い
書くテーマに関連したところだけを飛ばし読みする
「引用」の技を学ぶ
引用しながら、自分がその文章から、
どういう刺激を受けたかを書いていく
◆「書く」ネタを整理する
キーワード・メモ
キーワードを拾い出し。ネタが何なのかを具体化し、全体の構築を行う
性格の違う三つのキーコンセプトを取り出して、
その三つをつなげる論理を組み立てる
自分のアンテナに引っかかった
ベスト3、ワースト3の順位をつけて
それぞれの部分に言いたいことを整理し、
自分の中に食い込んだものが、
どういうものか?
どういう角度で食い込んだのか?
を考えて記述する
◆何を意識して「書く」べきか?
自分が一番言いたいことを一行目に書く
その後に続く文章は、それはどういうことかを説明することに費やす。
それだけで400字原稿用紙3~4枚を目指す
文体は書く人の立ち位置を示す
構築力を身に着けた後に、文体を身に着ける
オリジナリティを出す
どうすれば自分が書きやすい立ち位置を持つことが出来るかを見つける
自分が何者になったつもりで書いてみる
◆PS.今後の自らの対応について
私は、読書した際のアウトプットとして、
本ブログ「アウトプットのブログ」を作成しています
現状では、
「記載内容をシンプルに紹介している」
ことがメインになっていますが、
自らのアウトプットの質向上を図るため、
今後は、記載内容の紹介の他に、
「その文章から、どういう刺激を受けたか」
ということもコメントしていきたい
【題 名:原稿用紙10枚を書く力】
【著 者:齋藤 孝】
【出版社:だいわ文庫】