50代は、ビジネスマンにとって最終ラウンドである。
それも、55歳くらいになると定年が視野に入ってくる。
定年制が65歳になっても、
退職後の人生設計に漠たる不安を感じている人は少なくないだろう。
人生80年時代、退職後は20年もあるのだ。
一口に20年といっても、この年月は長い。
オギャアと生まれた赤ん坊が、
一人前になった証の成人式を迎えるにいたるくらいの
長い、長い年月なのである。
これほど長い年月になると、
これはもう「余生」とか「老後」といった言葉で表されるような
のんびりと過ごす人生ではなく、まったく「新しい人生」と考えるべきだろう。
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◆林住期こそが人生をいちばん楽しめる時期ではないか
古代インドでは、人の一生を次のように分けて考えていた
0~25歳 :学生期(がくしょうき):良く学び体を鍛える時期
25~50歳:家住期(かじゅうき):仕事に励み、家庭を維持する時期
50~75歳:林住期(りんじゅうき):仕事を離れ、真の生きがいを探す時期
75~天寿:遊行期(ゆぎょうき):自分の人生を総括する時期
◆「暇にならないこと」を目標にする
リタイヤ後に、確実に増えるのが暇である。
有り余る暇をどう過ごすかは、これといった趣味のない人にとっては、
もっとも悩みの深いテーマのひとつ
まだ現役の50代から「暇にならないこと」を目標に
新しい人生の計画を立てなければならない
50代でどれだけ真剣に取り組んだかで、
リタイヤ後の人生は大きく違ってくる
◆ちょっとした考え方
①いままで無関心だったことに興味を持ってみる
②新しいことに挑戦する
③夢を持つ
新しい人生を目前に控えて、とにかく何かに挑戦してみることだ。
いくら生活にゆとりがあっても、のんべんだらりと20年間も過ごしていたら、
頭も体も衰えて、人間バカになる。
◆50歳になれば、もう人生の元は取れている
漠然とであれ、自分がいろいろ思案しているもろもろの夢や願望、
欲望をいったんあきらめてみるというのはどうか。
3か月とはいわず「1週間の命です」と言われたら
そうせざるを得ないだろう。
そのことが腹に収まれば、普段の見慣れた風景も違ったものに見えてくるはずだ。
◆よい眠りのための6つの注意点
50代は体調の衰えが目立ち始める年代だが、
睡眠に気を付けると、体調は見違えるほどよくなる。
①規則正しい生活をする
理想は、太陽とともに起きて日没とともに眠る、という生活だが、それは無理な人がほとんど。
それでも、毎日の規則性だけは守ったほうがいい。
②日中は体を動かす
デスクワークが増え、体を動かすことが減っている。理由はどうあれ、体を動かさないとダメ。
運動量が睡眠の質を決める
③食事に留意する
体は食べたものでできている。一般的な栄養学の常識を守るのはもちろんだが、食べてすぐに寝てはいけない。最低3時間は空けること。
④ストレスをため込まない
ストレスを避けることは難しくても、自分なりの発散法を身に着ける
⑤眠る前はリラックスする
緊張したまま眠りに入らない。音楽を聴く、風呂に入る、読書をする、入浴後のストレッチ、香りをかぐのもいい。
⑥快適な眠りの環境を整える
寝室の環境整備。体に合った枕、照明器具など。パジャマも肌ざわりのいいものを。
◆つきあう相手を選ぶ
50代になったら、今の友人関係を洗い流して、次の人生に備えたい
数少なくてもいいから、心の友になれそうな人間を何人かピックアップして、少しづつ信仰を深めていく。
とにかく利害関係のない友達を目指すのだ。
「親友」とは
①利害を調整したり、嘘をついたりする必要が無く
②何かあったら100%その人の味方ができ
③その人の幸福、不幸が、自分の幸福、不幸のように感じられ
④その人の将来が本気で心配になり
⑤前4項目の状態を、双方ともずっと変わらないと確信できるような存在
◆ありがとう日記ををつける
毎晩、感謝したことを5つ、リストアップする。
そうすれば、毎日に対する、人生に対する、見方が変わり始める
【題 名:55歳から始める最高の人生】
【著 者:川北 義則】
【出版社:三笠書房】






