人生をより良く生きるために、仏さまの知恵をちょっとお借りする―
本書は、そんな「人生のコツ」を紹介する本
釈迦をはじめ、道元、法然、親鸞、日蓮、良寛まで、
名僧が教える「生き方のヒント」を100文字でまとめました
今日に安心が生まれ、明日への勇気が湧いてきます
続きは、・・・
「アウトプットのブログ」をご覧ください(^^)
自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す
◆「あたりまえ」を大切にする
仏法とは手間暇のかけようがない
どこまでもあたりまえのものです
大小便をしたり着物を着たり
食事をしたり疲れたら横になるだけのことで
愚かな人はそれをバカにするが
知恵のある人にはわかります
◆「座禅」のすすめ
一時だけ座禅をすれば、一時の仏になり
一日中座禅をすれば、一日の仏になり
一生座禅をすれば、一生の仏になります
何事も心を一つにして続けていくことが出来るならば
それは自分のものになっていくのです
◆何事も一つ一つていねいに
お茶を喫するときには
余計な雑念を一切持たずにお茶を喫することに徹底し
食事をするときには
同様に食事をすることだけに徹底する
そのように一つのことに集中することで
おだやかな心は保つことができます
◆必要なものだけ手に入れる
大きな楽しみを得るためには
小さな楽しみを捨てることが必要です
日常から自分にとって、
本当に大切な物は何であるかをよく考えて見極め
不要なものには執着せず
省き捨てる決断をすることが大切です
◆「願う」前に「感謝する」
事の成就を、仏に誓いを立てて願わなければ
牛が手綱で人の思い通りに動かされてしまうように
自分の行くべきところへたどり着けない
願ってやるべき修行を実践すれば
その願いをかなえるところに至るものです
◆サイの角のように自立する
仲間の中にいるとつねに人に呼びかけられるので
人に従属しない独立した自由を目指しなさい
音に驚かない獅子のように
網にとらえられない風のように
水に汚されない蓮のように
犀の角のように一人で歩みなさい
◆過去を悔やまず、未来を憂えず
戻らない過去を想い、くよくよしてはいけません
また未来をあれこれと考えて、心配してはいけません
大切なことは、自分がいまやるべきことをよく観察し
心を揺るがさず、今日やるべきことに最善をつくすことです
◆余裕を持って努力すると
一丈(3.03m)の堀を乗り越えようと思う人は
一丈五尺(4.545m)を越えようと努力するべきです
自分のあyるべきことはつねに余裕を持って努力すると
心にゆとりが生まれてはかどるものです
◆深呼吸は元気の源
宇宙生成の根源であり、形はないが「無」ではない
全ての物や気の本体を、仏教では「太虚」といいます
わたしたちの心は、その無形の太虚を包み込むことによって
「元気」というエネルギーが満ち溢れるのです
◆何があっても「助け合う」
夫婦という関係では
女性(妻)は男性(夫)をなくてはならない「財産」とし
男性(夫)は女性(妻)をかけがえのない「命」とし
どんなときも、ともに助け合って生きていく
それが夫婦として最も大切なことです
◆いつものやり方を変えてみる
念仏は、ときどき別時の念仏(特定の期間や特別な場所を設けて行う念仏)
を修めることが大切です
別時は、自分の心と身体の怠慢を引き締めて
より一層の励みをもたらし
心身の全てをリフレッシュしてくれます
【題 名:名僧「100文字」の教え】
【著 者:仏楽学舎】
【出版社:知的生きかた文庫】