AIってそもそも何だろう?
どんな役に立つの?
実はAIはいち早く家の中に入ってきている。
AIなんて無縁と思っている人にその仕組みからイラストで解説。
続きは、・・・
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◆AIの知能が人間を越える「シンギュラリティ」
シンギュラリティとは
AIがこのまま進化を続けていくといつか人間の知能を越えるのでは?との考え方
シンギュラリティ問題のときによく冗談で言われる話
自宅にチェスか何かのAIがいるとします。
そのAIがチェスの大会に行くときに、人間が「負けるんじゃないぞ」と発破をかけると、
AIは「負けてはいけない」という指示を実行しようとします。
「負けないということは、チャスのプレイ上で負けない以前に、相手が戦闘不能になればいい。ということは・・・・」と馬鹿真面目に考え、
その結果、たとえば「では相手の家の電源が落ちればいいだろう」あるいは「自分の電源が落とされないように、街全体の電源を、全部自分用にキープすればいいのではないか」という答えを導き出し、実行する。
そのようなことをやりかねないという
大げさに言えば「自分と主人を守れれば、その結果として、他の人は滅びてもいい」とAIが考えかねないとの考え方
◆「特化型AI」と「汎用型AI」
特化型AI:機能を限定したAI(画像を認識するだけとか、会話を生成するものとか)
汎用型AI:人間のように多種多様な作業をするAI
人間が生活していれば移動もできるしご飯も食べる
水道を捻ったら閉めなくてはいけないことも知っている
皆、それを当たり前のこととしてやっていますが、これは凄いこと
AIは、まだ特化型のものしか出来ていないので
ある分野では高い能力があっても、それ以外の事はできない
◆人間の無意識部分をAIは感知できない
たとえば数日後に大切な用事があるとして
「電車が止まったらどうしよう」とか「台風が来たらどうしよう」とか「熱が出たらどうしよう」など、
様々な可能性を頭に浮かべ「このくらいの時間に家を出よう」とか「天気予報を確認使用」とか「体調管理しよう」などと対策をとろうとします。
しかし、「宇宙人が攻めて来たらどうしよ」とか「超巨大地震がきたらどうしよう」といったことまでは考えません。人間は無意識のうちに、実際の起こりそうなことと、まず起こらないことに境界線を引いて考えます。
AIにはその線引きが出来ません。
基準が無いものは(共通のルールが無いものは)AIに教えることができないので・・・
◆AIには閃きがない
一般的な将棋AIを例に
将棋AI:打ちうる手、それぞれの評価点を研鑽し、もっとも評価点の高い手を選択する
羽生名人:論理的に良い手を考えるほか「何となくこれがよさそう」と直感することがある
◆AIの凄さはパターン認識力
レントゲン写真やMRIの画像は、素人が見ると、どこに病巣があるのか全くわからない。
小さい病巣の場合プロでも見落としことがある。
ディープラーニングのAIは、人間が見落とすようなわかりにくいものでも見つけ出す
◆AIはカスタマイズが得意
AIはパターン認識が得意なので、使う人の思考パターンや趣向パターンを理解し
その人に合った商品をつくることができる。
SNSに出てくる広告は、検索した商品や読んだ記事などの個人情報をもとに
AIが使う人の思考パターンや趣向パターンを分析し「あなたにおすすめお商品は」と出してくる
◆学習そのものもAIのおかげで変化するかも
「大学入試の会場にスマホの持ち込みを禁止している」ということを言い換えれば、
今の「勉強が出来る、出来ない」というのは、スマホを効率よく使えれば代用できる程度の能力の違いに過ぎない。ということ。
検索すれば誰でも得られる知識を問うよりは、何らかのテーマについて調査し結果をレポートにまとめさせる方が、その人の能力を測れるのでは
【題 名:イラストで読むAI入門】
【著 者:森川 幸人】
【出版社:ちくまプリマー新書】