アウトプットのブログ

「読書したらアウトプットしよう!?」1冊1000円程度の本から10%でも自分の内面が充実出来れば大満足!! 自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す ⇒ https://www.facebook.com/100doku/  私が思うアウトプットは、読書でのインプット(フレーズであったり、コメントであったり)を記述することであり、本の内容を説明することではありません。 本からのインプットは、読者の立場や状況によって違うのが普通であり、内容を説明することには意味が無いと思うからです(^^)v

【老いる勇気】

「生きる」とは
すなわち「歳をとる」こと

 

歳をとる、老いるというと
若いころを絶頂として
そこから坂道を転がるように衰え
様々なものを失っていく―
そんなイメージがつきまとう

 

しかし、歳を重ね、経験を積んでこそ、
物事を深く理解し味わえるもの

 

アドラー心理学
ギリシア哲学を学んできた著者が

 

「今、ここ」を精一杯生き
老いを愉しむ最上の幸福論を説く

 

老いる勇気 (PHP文庫)

老いる勇気 (PHP文庫)

  • 作者:岸見 一郎
  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 文庫
 

 

◆新しいことを学ぶ

これまでの蓄積をリセットすることなく
若いころに戻ることができ
若さを「疑似体験」できる

これは誰にでもできる
必要なのは、特別な才能や適性ではなく
ほんの少しの「チャレンジ精神」


◆他者の役に立っているという「貢献感」は幸せの礎、生きる力

現に今「生きている」ということは
まだこの世界に自分のすべきことが残されている

なお自分にできることは無いだろうかと考えてみる
⇒幸せを実感できる


◆人生はマラソンではない

たとえどこかに到達しなかったとしても
そのプロセスの一瞬一瞬が完全であり完成されたものでもある
⇒この場合、時間や人生の長さは問題にならない


◆あの世とは、よかとこらしいじゃないか
 行ったきり、ひとりも帰ってきたもんはおらん


◆相手を変えるのではなく、自分が変わる
 ⇒一言で言うなら「大人になる」

大人であるための三つの要件
①自分の価値を自分で認められる
②自分が決めなければならないことを、自分で決められる
③自己中心性からの脱却


◆今の親子関係にかけているのは「ありがとう」という言葉


◆繰り返し語られる話は、親にとって重要なこと
 ⇒初めて聞くつもりで、面白そうな話だと思って聞いてみる


◆すべての悩みは対人関係の悩み
 ⇒他者とのつながりなくしては「人間」の生をまっとうできない


◆自分に価値があると思うときにだけ勇気を持てる
 ⇒課題に取り組む勇気と対人関係に入る勇気


◆争いごとの根底にあるのは、自分ファーストの考え方
 ⇒本来の人生の意味は、貢献、他者への関心、協力


◆哲学は五十歳から

いかに歳を重ね、研鑽を重ねても、
わからないことはまだまだある

自分と真摯に向き合い続けること考え続けることが
「哲学する」ということ


【題 名:老いる勇気】
【著 者:岸見 一郎】
【出版社:PHP文庫】