「よのなか科」の創設者であり教育革命家の藤原和博さんが、
堀江貴文さん、西野亮廣さん、前田裕二さん、亀山敬司さん
の子ども時代の話を聞きながら、
時代を作る人は何をしていたのか?
ルールが変わった今 身につけるべきことは何か?
新しい世界をつくっていこうとする人たちが、
子ども時代に何を学んでいたのかを確認することで
これからの世の中に、
本当に身につけるべきことを探ります。
ルールが変わった今の時代には
今までとは違った能力やスキルが
必要になってくるのでは?
◆「言語化する能力」が長けていると絵が描けるようになる
例えば「原発反対」みたいなことを込めた絵を描く場合
円のど真ん中に「原発反対」と描いても、相手には刺さらない
じゃあ「原発反対」の、どこを切り取ったら、
お客さんのハートに刺さるのか?というのは画力よりは、・・・
「伝える力」「言語化する能力」
◆自由を勝ち取るためのポイントは
「こいつはダメだな」とあきらめてもらうこと
→相手の期待と全然違う方向に徹底して突き抜ける
◆技術よりもコミュニケーションに未来をみる
AI化が進んで、いろいろなことを完璧にこなすロボットが台頭してきても
「しょうがねぇなあ」と言って許してもらえる才能は人間にしかない
◆お客さんにとって価値ある体験を提供できるかどうか?
「自分がいいと思ってるもの」を一方通行で伝えても人の心は動かない
「相手がいいと思うもの」が何なのかを真剣に考えて伝えていく
◆人生は移動距離で決まる
生活圏が狭く世界観が小さいと人間は伸びない
◆子供のころの記憶とは
実際に見たものというよりも、
自分の中で自分に都合よく作り上げられたもの
今後、化学技術がもっと発展したら、
自分が当時見た「リアルな画像(動画)」
にアクセスできるようになると思うが
頭の中で作った記憶を辿った方が
心に響くものだと思う
◆超ネットワーク社会で人間が信用されるためには
みなで一緒に「正解」と思われる方向を目指すのではなく
自分固有のオリジナルでユニークな「希少性」を磨くこと
→自分自身をレアカード化する
時代を作る人は「根拠の無い自信」を持っている
◆子供たちに「根拠の無い自信」を持たせるために
親ができることは2つしかない
①子供が何かに没入し、集中して向かっていくときに邪魔しないこと
②条件をつけずに、無条件に、子供の成長を見守ること
【題 名:僕たちは14歳までに何を学んだか】
【著 者:藤原 和博】
【出版社:SBクリエイティブ】