各種データや世界の事例をもとに、「幸せな日本の創り方」を提言。明るい未来イメージへの具体策!
遠くない将来、全国896の地方自治体が消滅する可能性がある。恐ろしいことです。
その他にも、いろいろいろいろ問題があります。
・年々増えつづける児童虐待
・深刻ないじめ問題
・過労死問題
・無差別殺人事件
・親の子殺し、子の親殺し
・日本を代表する大企業の不正の数々
・農村の高齢化、過疎化 などなど。
しかし、そんな絶望は、この本を読むまでです。
というのも、日本の諸問題には、「解決方法」があるからです。
続きは、・・・
「アウトプットのブログ」をご覧ください(^^)
自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す
◆日本に必要なのは「家族大切主義」
国家、天皇、会社中心の価値観は、過去に大きな成果を上げ、その役割は終えました。
次に中心になるのは「家族大切主義」
ただ単に「家族を大切にしましょう」という意味
「おじいさん、おばあさんを大切にしましょう」
「お父さん、お母さんを大切にしましょう」
「兄弟、姉妹を大切にしましょう」
「奥さん、旦那さんを大切にしましょう」
「子供たちを大切にしましょう」
ここには「仕事を軽視しよう」とか「日本の国益を無視していい」などの意味はない
◆「真の働き方改革」は「ドイツ方式」で
いろいろな国の人に「世界一勤勉な国はどこですか?」と聞くと、
たいてい「日本かドイツ」という答えが返ってくる。
ドイツの働き方改革法
・一日あたりの労働時間は八時間
・最長10時間まで延長できる
・六か月の一日当たり平均労働時間は八時間を越えてはならない
◆「変わらない」のが日本の伝統ではない
日本には「日本式が一番いいと考える人がたくさんいます
もちろん「日本式がいい」こともたくさんあるでしょう
しかし、「長時間労働」は「守るべき日本の伝統文化」ではない
◆「長時間労働是正」により
人々は自由な時間を得ます
その時間は、子育てや家族のために使われ、お父さん、お母さん、子供たちの絆を強めます
人々は、すでに役割を終えた「会社教」から「家族大切主義」に
◆地方を復活させる秘策
地方に仕事を作るには、・・・・
人口減少県の法人税を大幅に引き下げれば、東京圏から企業が移動するのでは?
そうすれば、その県に雇用が生まれ、人が集まってくる
結果、人口減少県の人口が増加に転ずるのでは?
地方で親と同居しながら、都会の大学に通える仕組みをつくる、・・・
東京圏から地方に人が引っ越す政策をとる必要がある
→「地方に引っ越した方が「お得」ですよ」という政策
◆重要なのはイメージを変えること
日本人の多くは今、「暗黒のイメージ」を持っている
「少子高齢化は解決不可能」と固く信じているが、・・・・
「高齢化問題」は誰もが歳をとるので解決は難しいかもですが、
「少子化問題」は「解決可能な問題」では?
◆少子高齢化を解決するには、・・・
①政府が「少子化問題解決は最重要課題だ」と自覚すること
②海外の成功例を参考に、成果のあるプランを立案すること
③実行すること
私たち国民は、日本政府に「少子化問題を何とかしてください!」と
強く要求していきましょう
明るい未来のために
◆日本は過去に何度も大改革を成功させた実績があります
徳川家康は、100年以上続いた戦国時代を終わらせ、260年続く平和な時代の礎を築きました
明治新政府は、欧米の精度を導入し、富国強兵政策を進め、日本を世界五大国の一国にしました
敗戦後、日本は、あっという間に世界第二の経済大国になりました
そして、近い将来、日本はまた改革を成功させ、世界一幸福な国になるでしょう
◆さらに、日本は世界に「和」をもたらす存在にになります
過去は変えられませんが、未来を決めるのは、今の私達です
素晴らしい日本を、創っていきましょう
【題 名:日本の生き筋ー家族大切主義が日本を救うー 】
【著 者:北野幸伯】
【出版社:扶桑社】