「あれ?あの人の名前なんだっけ?」
「顔は覚えているが名前が出てこない!!」
年齢を重ねると、誰でも
そんな現象を体験されるのではないでしょうか?
この現象は大警告
毎日5分位の軽い筋トレと15分ウォーキング
食事療法で名前忘れ・認知症は防げるとのこと
◆名前が出なくなる2つの危機
◆認知症は孤独病
名前を忘れると、社会との連絡ラインが途絶え、社会性が崩壊する
その結果、いっそう孤独化が進み、認知症へ進行が始まる
◆脳を含めた全身の循環の働きを強化するために
毛細血管の強化や保護を考える
◆毛細血管を増やす軽度の運動
5分程度の筋トレと15分ウォーキング
◆筋肉運動で若返りホルモン「マイオカイン」が分泌される
マイオカインの効果
・筋力や骨力の向上
・抗炎症性の向上
・脂肪細胞での脂肪分解
・血糖代謝を改善
・認知機能の改善
・動脈硬化の改善
・免疫力向上
・肌の若返りに貢献
◆「マイオカイン」の増やし方
太モモとふくらはぎのソフト筋トレの実行と継続
ごく平凡な運動を、毎日欠かさずの実行
◆「緑茶を多飲」すると認知機能の低下を防げる
◆1日3度の食事の重要性
脳のエネルギー消耗度は大きい
脳はブドウ糖の増減に敏感
炭水化物を朝食から取るのが最高
動脈硬化により
①神経細胞の変性
②アミロイドβを産生し、アルツハイマー型認知症を発生させる
③アミロイドβの分解が遅延する
◆脳の萎縮を抑制する「コグニサイズ」
「コグニサイズ」の特徴は脳と体を同時に使うこと
コグニサイズの例
・数字を数えながら、リズムに合わせてステップを踏む
・計算やしりとりをしながら歩く
・床に書いた升目を使って足踏みする
・名前の思い出しや、会話を楽しみながら、散歩する
◆認知症も軽度ならば完治の可能性が高い
軽度認知症
・顔は覚えているが名前が出てこない
・あれ、これ症候群
記憶の思い出しは「芋づる方式」
思い出に到達するために芋づるをたどる必要があるので
名前忘れを防ぐ訓練を重ねる
◆仕上げは笑顔、面白くなくても笑顔
好ましい刺激は脳神経細胞の数を増やすことで、
副交感神経も優位になり、高血圧、糖尿病に良い結果が生まれる
【題 名:健康長寿の医者が教える 人の名前が出てこなくなったときに読む本】
【著 者:松原 英多】
【出版社:KKロング新書】