アウトプットのブログ

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【日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人】

『代表的日本人』を再発見してみましょう!

実は、技術力や、協調力、道徳心、丁寧なおもてなしなどで、
日本人は世界から称賛されることが多いようです

 

その国民性の美徳を表す言葉には、
「実るほど、首を垂れる稲穂かな」
「能ある鷹は爪を隠す」など、
様々なものがありますね

 

そんな「美しい日本」を体現する、
「代表的日本人」とは誰なのでしょうか?

 

日本人だけが知らない、
世界から評価されて止まない「代表的日本人」を発見し、
日本人・日本という国を再発見してはいかが!

 

 

◆日本人は、明治期以降の、自国を代表する英雄を知らない

日本人は、今まさに世界で活躍しているヒーローにとどまらず
自国を代表する英雄や世界的に目覚ましい足跡を残した歴史上の人物について
特に、明治期以降はほとんど知らない

これは、海外では考えられないこと

国の礎を築いた国民的英雄については、
幼いころから繰り返し教わりながら育つのが普通

WGIPウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の成果

第二次世界大戦後、日本にやってきたGHQが行った政策
新聞や雑誌、書籍、映画、ラジオ、舞台、コンサートなど
すべてのメディアに及ぶ検閲と情報統制を通じて
日本人を徹底的に洗脳した

武士道や滅私奉公の精神、皇室や自国への誇り
それらの土台となる美しい道徳心や正義感を破壊し
戦争に対する贖罪意識を植え付けるため


◆人類の序列を作った帝国主義の時代の白人たちの不安

「白人によって支配され、抑圧されている有色人種が手を結び
 自分たちに対して暴動を起こすのではないか?」

「世界規模の人種間戦争が起こるのではないか?」

黄禍論
東アジアの黄色人種、日本人と中国人が連合して
西欧社会に脅威をもたらすという考え方


トランプ大統領の発言にに刻まれた「黄禍論」

2017年11月、中国訪問中のFOXニュースのインタビューより
「日本は武士の国だ。私は中国にも、
 それ以外に聞いてる皆にも言っておく。
 北朝鮮とこのような事態が続くのを放置していると、
 日本との間で大問題を抱えることになる」

少なくともアメリカは、日本が再び軍事強国になって
リターンマッチになることだけは永久に避けたいと考えています


◆金儲けよりも社会貢献を:盛田昭夫ソニー

彼は「企業はただ儲かればいい」という見地には立たず
「企業は地元の文化にも貢献すべきだ」と主張しました
⇒慈善事業やその国の文化に対しても、積極的に投資すべきであるという哲学

芸能人や実業家など「公の人物(=本来の意味でのセレブ)」であれば
本業とは別に何らかの慈善事業にも取り組むのがアメリカ社会

それをいち早く理解し企業ベースでもやるべきだと
提唱し実行したのが盛田昭夫


◆ひらめきは執念から生まれる:安藤百福チキンラーメン

1957年に、運悪く製塩業を破産した後
チキンラーメンの開発に挑戦し、成功したのは48歳のとき
カップヌードルを世界に送りだしたのは還暦を過ぎてから

製塩業破産後、一介の勤め人になっていたら
即席ラーメンもカップラーメンも
この世には存在しなかったかもしれません


◆乾電池を発明した知られざる英雄:屋井先蔵(やい さきぞう)

乾電池を世界で初めて開発したのは日本人です
しかし企業に属さず、資金難により特許は取得できませんでした

1894年の日清戦争、1904年の日露戦争での日本の勝利は
小型で持ち運びしやすく、極寒の土地でも電池の中の液体が凍結しない
屋井乾電池があったからと言われています


◆日本人は自分で生み出したものに対して、
 自らの手で排他的な利権を持ちたいという感覚が薄い

仏教用語「自他不二」(じたふに)
自己と他人は別人でありながら不可分の存在である

日本人の多くの国民性は
「自分と他人をはっきりと区別しない」社会

一方でアメリカは正反対の個人主義の契約社会
個人の権利は自分で守らなければならない社会


◆安住を求めない生き方を目指してほしい

学問のすすめ」より
男子が成人し、職業を得、親類、友人の援助から離れ、
独立した生活がともかくできるようになった。

他人への義理も欠かさず、なんとか家を建て、
望み通りの結婚をし子供に恵まれ、一通りの教育もつけ、
不時の出費に備え貯金もできた

『自分はこれで独立の生活を得たと満足する』
 私はこういう人を立派だとは思わない

この人は単に蟻と同様のことをしただけで蟻以上のものではない
これだけの結果で万物の霊長たる人間としての真の目的を達成した
とは私には思えない


【題 名:日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人】
【著 者:ケント・ギルバート
【出版社:SB新書】