アウトプットのブログ

「読書したらアウトプットしよう!?」1冊1000円程度の本から10%でも自分の内面が充実出来れば大満足!! 自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す ⇒ https://www.facebook.com/100doku/  私が思うアウトプットは、読書でのインプット(フレーズであったり、コメントであったり)を記述することであり、本の内容を説明することではありません。 本からのインプットは、読者の立場や状況によって違うのが普通であり、内容を説明することには意味が無いと思うからです(^^)v

【伝え方が9割】-伝え方の技術編-

【伝え方の技術編】

今回は、内容が濃かったので
【伝え方の技術編】【「強いコトバ」をつくる技術編】
と勝手に2つに分けてアウトプットしたいと思います。

 

初めての試みです
どうなるでしょうか(笑)

 

書店を徘徊していて
「伝え方が9割 2 」
の緑色の文字が目についた

 

この本は2015年に発売された本らしい
→昔から売れている本のようだ

 

なんか気になったので
まずは前作である「伝え方が9割」を
読んでみようと思った

 

なぜ、伝え方で結果が変わるのでしょう?

 

たとえば、あなたに好きな人がいるとします。
でもその人は、あなたのことに少しも興味がないときに、
彼女を誘う言葉として①と②があるとします。

 

①「デートしてください」
②「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」

 

どちらにしても、
実は「デートしませんか?」という同じ内容なのですが、

 

①と②でどちらで誘ったほうが成功する
(結果として好きな人とデートできる)
可能性が高いでしょうか?・・・・

 

同じ内容なのに、
伝え方で結果が変わってしまうって
不思議なことじゃないですか?

 

伝え方にはシンプルな技術があるそうです。

 

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

◆Noとなるはずだった依頼をYesに変える3つのステップ

①自分の頭の中をそのままコトバにしない
   →今までNoだったものをYesに変えるために、今までの方法をやめてみる

②相手の頭の中を想像する
   →あなたの依頼に対して相手がどう考えるか、相手は普段何を考えているか
  相手の頭の中を想像します

③相手のメリットと一致する依頼をつくる
   →相手の頭の中をもとに、依頼するコトバを作っていきます
  大切なのは相手の文脈でコトバを作ることです


◆あたなの依頼を実現させる答えは
 自分の中になく、常に相手の中にある。


◆Noとなるはずだった依頼をYesに変える7つの切り口

①相手の好きなこと

「相手の好きなこと」をもとにコトバを作る
相手のメリットに注目する

【例えば】-----------------------------------------------------------
デートしてください
→驚くほど美味しいラーメンどぅ?
--------------------------------------------------------------------------


②選択の自由

「AとBの、どちらがいいですか?」
2つ以上の選択肢を並べ、相手が選べるようにする
自分の依頼したかったことを2つ並べるのがポイント

 

人間は2つ選択肢がある場合の「比較」が得意

 

比較すること自体は、決断では無いのですが、
頭の中では「決断」したかのように錯覚してしまう心理を利用

【例えば】-----------------------------------------------------------
デザートいかがですか?
→フルーツタルトとマンゴーアイス、

   どちらがイイですか?
--------------------------------------------------------------------------


③認められたい欲

相手の頭の中に「他人に認められたい」「イイ顔を見せたい」
という気持ちがあるときに効果を発揮する技術

 

特に、面倒くさいものを依頼するときに効果的

 

人間のDNAには「認められたい欲」が組み込まれていて
「認められたい欲」を満たすためには
「ちょっとくらい面倒でもやろう」と思うもの

【例えば】-----------------------------------------------------------
残業お願いできる?
→きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?
--------------------------------------------------------------------------


④あなた限定

相手が「寂しがり屋」「自分が好き」な場合に効果的な技術
もともと人間は「あなた限定」に弱い

 

実は、たくさんの人に依頼するときに、より効果を発揮する

 

「その人こそが必要と思ってくれている」と思わせ、
相手の寂しい心を満たすことで、相手のメリットに変える

【例えば】-----------------------------------------------------------
会議に参加願います?
→他の人が来なくても、△△さんだけは参加して欲しい!
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⑤チームワーク化

相手が「面倒くさい」「やる必要性がそこまで見つからない」
と思っているときに効果を発揮する技術

 

「いっしょにやりましょう!」
自分と相手をチームワーク化する

 

「いっしょに」と頼られると、
嫌な気分になるどころか
ちょっと嬉しく感じるもの

 

連れションと同じ発想(笑)
もともと、いっしょに何かをすること自体が
人は本能レベルで好きなのです

【例えば】-----------------------------------------------------------
飲み会の幹事やって?
→いっしょに幹事しよう?
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⑥嫌いなこと回避

逆に「相手の嫌いなこと」をもとにコトバを作る

 

「××は嫌いでしょ、だからやらない選択をしましょう」
という切り口

 

この技術は、上から目線に伝わる可能性が強いです
(とても強い効果を発揮する技術です)

 

他の切り口を使ったあと、
どうにも相手が決断しない場合の
最後の手段としての利用をお勧めします

【例えば】-----------------------------------------------------------
芝生に入らないで!
→芝生に入ると、農薬の匂いがつきますよ!
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⑦感謝

万能かつ人と接するときの基本的な技術
「ありがとう」と感謝を伝えられるとNoとは言いにくいことを
太古の昔から人は知ってた

 

依頼といっしょに「ありがとう」と言ってしまうのがポイント

【例えば】-----------------------------------------------------------
これからも教えてください。
→これからも教えてください。ありがとうございます。
--------------------------------------------------------------------------


【題 名:伝え方が9割】
【著 者:佐々木 圭一】
【出版社:ダイヤモンド社