どうやったら、楽しい文章、面白い文章、
涙が出てくる文章、感動する文章、敬い文章
が書けるようになるのか?
ご参考になさってください
文書と文章に違いがあるとするならば
「文章」とは書きたい人がいて読みたい人がいる
(かもしれない)ものと定義できる
「随筆」とは事象と心象が交わるところ
に生まれる文章であり
ジャーナリストや研究者は「事象」を書き
小説家や詩人は「心象」を書く
又、文章には
①原型、下敷き、があり
②模倣、引用、し
③比喩、無意識、でまとめるもの
起(発見):実際の経験だという前置き
承(帰納):具体的に何があったのか?説明した後、
転(演繹):その意味は何だったのか?テーゼ化し、
結(詠嘆):作者の感想と提言をちょっとだけ
結果、作者(ライター)の考えは全体の1%
NHKスペシャルのように調べたことを並べれば
読む人が主役になる作品が出来上がる
但し、調べる対象には気を遣う必要がある
一次資料に当たらなければ話にならない
(大体の話は出所からして怪しいもの)
一次資料とは、
東京都立中央図書館
国立国会図書館
ジャパンサーチ
大宅文庫
・・・・
等で入手すべき
「編集」とは最も心に残ったものを残し
後は切り捨てる行為
「過不足がない」と自分で思えたとき
それは他人が読んでも理解できる文章となっている
まずは、
書いた文章を自分が面白いと思えれば幸せだと
気が付くべき
他者の文章を読んだ際の
「つまらない」「わからない」ことも感動のひとつ
なので「敬意」をもって他者の文章に接するべき
【題 名:読みたいことを、書けばいい】
【著 者:田中泰延(たなかひろのぶ)】
【出版社:ダイヤモンド社】