アウトプットのブログ

「読書したらアウトプットしよう!?」1冊1000円程度の本から10%でも自分の内面が充実出来れば大満足!! 自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す ⇒ https://www.facebook.com/100doku/  私が思うアウトプットは、読書でのインプット(フレーズであったり、コメントであったり)を記述することであり、本の内容を説明することではありません。 本からのインプットは、読者の立場や状況によって違うのが普通であり、内容を説明することには意味が無いと思うからです(^^)v

【手を洗いすぎてはいけない 超清潔志向が人類を滅ぼす】

なぜきちんと手洗い、うがいをしてるのに、
風邪をひいてばかりなのか?
常識を疑え! 目からウロコの健康法

 

◎超清潔志向チェックリスト◎
あなたも超清潔志向に陥っていませんか?

 

□ トイレのたびに、石鹸でゴシゴシ手を洗う
□ 冬場のうがい薬は欠かせない
□ ウォシュレットがないと不安になる
□ 子どもには砂場で遊ばせたくない
□ マスクをつけて風邪を予防している

 

読んで実践すれば、免疫力がアップする画期的な一冊!

 

 

◆免疫力を強化するための手洗い
 両手を軽くこすりながら、流水で10秒間流す

人間の皮膚には約1種類以上の「皮膚常在菌」がいて、
「皮膚常在菌」が創り出す弱酸性の脂肪酸
病原体が付着するのを防ぐバリアとなり
皮膚を守ってくれています

石鹸で手洗いすると
「皮膚常在菌」の90%が洗い流され
それを数時間おきに行うと、
わずかながら残されていた「皮膚常在菌」が著しく減少し
結果、皮膚は中性になります

中性になった皮膚には、外からの病原体が付着しやすくなり
「キタナイ」状態になってしますのです


◆人の九割は細菌である

人は生まれた直後から微生物と共に生きている
清潔にするのは悪いことでは無いが

我々の敵か、仲間かを見極めず
すべてを敵視するのは、行き過ぎだ


◆風邪を治す薬はない
 →人の細胞を傷つけずに、ウイルスだけを殺す薬がない


◆超清潔な家庭ほど食中毒を起こしやすい(O157を例として)

外遊びをたくさんする子は
空気中を舞う土壌菌を自然と吸い込んでいて
腸内フローラが豊かに育まれている

O157はヤワな菌なので
腸内細菌が多種多様に住んでいる腸の中では増殖できない

むやみに消毒したり
手洗いのたびに石鹸を使ったりしていると
かえって、腸内の有用な菌が少なくなり
O157のようなヤワな菌の繁殖を許すことになる


◆異常な「マスク大国」日本

大勢の人がマスク姿で街を歩く日本特有の光景は
海外の人々から見るとかなり不思議で理解できないようです

海外では医療従事者さえマスクはあまり使っていません
もし普段マスクを付けていれば
「この人は何か変な感染症でも持っているのでは?」
と疑われ、だれも近づいてきません

マスクには風邪予防の効果はありません
予防効果が無いのに、なぜ日本人はマスクを好むのでしょうか?

日本人は「人に風邪をうつさない」という本来の目的を遠く離れて
「体裁」と「安心感」のためにマスクで顔を覆っているのでは

マスクをせずに出歩いて白い目で見られたり
陰口を叩かれたりするのを恐れて、・・・・


◆免疫力の強化を意識しよう

私達の免疫力は、
チョイ悪菌が日常的に腸に侵入してこそ強化されます

免疫力の強化さえ怠らなければ
チョイ悪菌は、私たちの健康増進に役立ってくれます


◆「清潔大国ニッポン」にはゴキブリが運ぶ病原菌はいない、のに・・・

ゴキブリは、日本で最も嫌われる昆虫の一つです
でも、今の日本において、ゴキブリは何も悪さをしていません

「不快な虫だから、殺してもよい」
これは人間界のいじめと同じ構造

いじめは、無菌社会であるほど起こりやすく
エスカレートしやすくなります

不快だという感情に
「キタナイ」「キモチワルイ」「フケツ」
という理由をくっつけて
虫や微生物を徹底的に叩き殺すさまを
日々、大人が子供たちに見せつけているので

子供たちが親になると
小さなものたちの命を奪うことに
心の痛みを感じることさえなくなっていく


【題 名:手を洗いすぎてはいけない 超清潔志向が人類を滅ぼす】
【著 者:藤田紘一郎
【出版社:光文社新書