金融とITを融合した新たな動き「FinTech」
「FinTech」は、従来の金融サービスで
ITを活用するにとどまらず
ユーザーにとっての使いやすさを第一とする
新たなサービスを生み出し
金融サービスの概念そのものを変えつつある
「FinTech」を支える技術と背景から
提供されている金融サービスと
そのプレーヤーやユーザーにとってのメリットまで
日本で「FinTech」サービスを提供する第一人者が
わかりやすく解説しています
◆テクノロジーの進化を妨げたり、無視したり、邪魔したりしたい者はそうするがいい
テクノロジーは、あなたを避けて進化し、あなたは時代に取り残され流されるだけ
ライブラリ:先人の作ったプログラム
クラウド化:サーバの安価レンタル
API化:サービスの連携
公開:Google Play
◆スマホの普及
リアルタイム性
インタラクティブ(高密度・高速)
マルチタスク(同時)
◆ユーザの変化
便利さに慣れた目の肥えたユーザ
金融にもわかりやすさや直感を求める
◆金融ビジネス
情報サービス
インフラサービス(記録・履歴)
→サービスに差異が見いだせない
◆ロボアドバイザー
与えられた情報
独自のアルゴリズム
①分散型台帳システム
取引記録を共有した複数のサーバ間で履歴を共有
②マイニング(10分に1度正解を出す)
計算で正解すると報酬がもらえる
→履歴が確定する
→改ざんするより正解する方が経済的メリット
②’この10分が長いと感じる人も存在する
金融売買、通販サイト
1秒間に7回しか処理できない
→1秒間に7回以上アクセスあったらダウンする
◆お金はただ価値交換のツールの1つ
お金を持っていないだけで人生の可能性が狭められたり
稼げるかどうかだけで人の評価が決められるのは本末転倒
◆手続きの効率化を行ったエストニアでの利用例
離島多く人口が少ない本人確認手法やメールアドレス、
そしてID番号や名寄せ処理も簡単になった
投票もスマホとなり、病院もIDカードのみ
課税処理は自動化され税理士の仕事が消えた
◆「FinTech」サービスの未来
おじいちゃんの時代は毎日仕事にいって大変だったんだね
今は仕事は人工知能がやってくれるので
人間は毎日好きなことができるようになって良かったね
真摯に相談に乗ってくれ、感情を共有できる人の
コンサルタントの存在意義は高まる可能性がある
【題 名:FinTech入門】
【著 者:辻 庸介、瀧 俊雄】
【出版社:日経BP】