「本のソムリエ」清水克衛と、
漫画家、小林よしのりとの
熱い対談集でした
小林よしのりの「本音」と「本気」
に迫ったコメントが満載です
この国の未来をになう若者たちへ、
二人がいま伝えておきたいこととは
どんなことなのでしょうか?
流行りの自己啓発本とは一線を画す、
本物の人生哲学がここにあるかもしれません
仕事、青春、読書、恋愛、人づきあい……
悩み惑うあなたへのメッセージ
◆読書は「答え」を探すのではなく
自分なりの「問い」を見つけるもの
◆真面目な人間は戦争を起こし
不真面目な人間は犯罪を起こす
両方を含んだ「非真面目な」な生き方が良い
◆死生観を持つと直観が生まれる
如何に生き、如何に死ぬか
死生観を持つことで
自然と何らかの使命感が生まれる
◆無難にやっていくほど危ない時代
色々な分野でタブーを破るような発想が求められている
◆官僚的な思考をしていると何でも現状追認になる
根本的なことは何も変えられない
◆過去を掘り起こして、今の感覚を比較することが必要
◆人間は生産を通じてでなければ付き合えない
消費は人を孤独に陥れる
by福田恒存
◆本当に「公」の精神を持つなら
今の時代をあきらめなければならない
自分は死んでるけど
子孫が、それで繁栄するなら
それを見られなくてもいい
◆本当は、若者は反体制じゃないとおかしい
若い時代から、従順な羊が育つのは恐ろしいこと
◆結局、自分の生命を何に使うのかということ
自分の仕事を道具として、如何に使い切るかが勝負
◆予定調和ではない世界には、
遠回りしないと巡り合えない
意識的に作らないと、ひとりで考える時間は持てない
◆延々と思想を深め続けて
そのまま生涯を終えるのがよい
◆人間の意識や感覚のレベルで革命が起きないといけない
『洗心洞箚記』は、読書録の形式で陽明学を説いた書
佐藤一斎の『言志四録』と並んで読み継がれた隠れたロングセラー
◆人生で起こること、すべて良き事
人間・この劇的なるもの
頭山満伝