自らの経験をもとに、
真の教養を身につけるには独学しかないと語る
「難しい本は読みきらなくていい」
「解説書より原典のほうがわかりやすい」
「速読より多読」
「外国語学習は『読む』ことが基本」
など、既成概念にとらわれない明快な指針が
読者に意欲と勇気を与える
惜しみなく伝授されるノートのとり方や傍線の引き方
なども独創的かつ具体的
続きは、・・・
「アウトプットのブログ」をご覧ください(^^)
自分自身に100円貯金するつもりでアウトプットしていま~す
◆技術より熱中
雑誌やチラシやインターネットを除く悪習慣をすてれば時間が作れるはず
もっとも無駄な時間と脳細胞のつぶし方は常用飲酒
◆難しい本にぶつかれ
難しい本は理解しにくいから読んでも無駄というのは「逃げの論理」
難しい本だからこそ読む価値がある
これまで難しいと見えていた点がようやくわかるようになるのは、新しい自分への脱皮
◆「眺め読み」で書物に勝つ
面倒そうな本を買ってきたら、そのあたりに置いておく
テーブルやソファの上にぽんと投げ出しておく
やがて部屋になじんできて
最初の居丈高な感じが薄れてくる
ちょっと開いてみる、真面目に読んだりしない、
からかうような感じで、ペラペラめくる
数行読み、また別のページをめくる
こういうことをくりかえす
◆傍線を引く意味と効用
・重要点を浮き立たせる
・独自の主張の要点を明確にする
・疑問点や問題点にしるしをつける
・視覚的に印象づけて、内容を記憶に残す
◆多読の効果
・語彙が自然と増える
・知識が増え、あらゆる事柄への理解が速まる
・効果的な表現方法が身につく
◆文化の差異は考え方の差異
例えば「盗み」について
キリスト教文化圏では「盗み」の行為そのものが罪とされるが
イスラム教文化圏では「盗み」の行為そのものは罪ではなく、欠乏という動機があっての「盗み」は罪ではない
また、盗んだ物を返せば、罪かどうかは問われない
◆あるテーマについて調査するには
まずはキーワードをいくつも書いてみる
自分が調査する対象についての言語化
キーワードは、最初から限定して決めつけず
概念の広すぎる言葉にはしないようにする
◆書かれている事を疑う
ある論と正反対の論を述べている本も読んでみる
【題 名:独学術】
【著 者:白取 春彦】
【出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン】