傷つきやすい人が、言葉を選べるようになる
傷つきやすい人が、人を傷つけない言葉を選べる
知らない人とたくさん話している人が、好かれる言葉を選べる
「気を遣ったらムッとされた」
「なぜか賛同を得られない」
「会話のときに妙な緊張感が出やすい」
「煙たがられる」「嫌われていないが、別に好かれてもいない」……
こんなことは誰しも経験されたことがあると思う
そんなコミュニケーションの盲点を突く言い換え例を紹介している本です
言い方一つで魅力と納得感が上がるポイントがあるんですね~
ふだん使っている言葉が変わるだけで
仕事も人間関係も変わりますよ~
◆ほめるより好きだと言う
×その服、似合いますね
◎その服、好きです
「好き」には根拠がいらない
この企画は面白くないけど、僕は好き
イマイチだけど、私は好き
「好き」はすべてを救う万能の言葉
◆「おいしい」を言い換える(好きの変化形)
×おいしいです
◎これ、タイプです
「タイプ」は「好き」の変化形
◆挨拶より、名前を言う
×こんにちは、ご無沙汰しています
◎あ、○○さん
◆納得のスピードを上げる
×言われてみると、たしかに
◎ああ、なるほど
肯定してるけどテンポが遅いのはマイナス
好かれる人は、リズム感のいい会話ができる
◆返事しやすい言葉を使う
×いらっしゃいませ
◎こんにちは
子供を育てるときは
「行ってらっしゃい」「行ってきます」
「ただいま」「お帰りなさい」
「いただきます」「ごちそうさまでした」
が反射的にでるように教えること
◆初めて扱いしない
×このお店は初めてですか?
◎よく来られてるみたいですね?
「初めまして」という言葉はできるだけ使わないほうが良い
→初対面である可能性があるから
◆事前に調べていることを伝える
×最近、何かハマってるものありますか?
◎今朝のブログ、拝見しました
◆相手を否定しないで、上手くリードする
×抽象的な企画だね
◎なるほど、それは具体的にはどうなるのかな?
◆お役所言葉は絶対に使わない
×お疲れ様でした
◎ありがとうございました
「ご苦労様です」「お疲れ様でした」はお役所用語
「OK」→「ありがとう」
「了解」→「ありがとう」
◆ハードルを下げる言い方を考える
×今日のランチは豪華な前菜ですよ~
◎今日のランチは軽い前菜ですよ~
言葉のトリックを活用すると、・・・・
相手に対してハードルを上げることも下げることもできる
◆メリットを後ろに持っていく
×イイものなんですが、高いのです
◎高いだけに、イイものなんです
聞き手は後ろの言葉を聴いています
◆反論させるようにリードする
×何かお困りのことはありますか?
◎絶好調で、困ってることなんて一つもなさそうですね?
一流のセールスマンは、その会社のいいところを調べて
「あれもこれも絶好調じゃないですか」
「あれも成功して、これも評判いいし」
と言います
一番話したくなるのは反論するとき
質問では聞きたいことは出てこない